2011年5月20日金曜日

間伐材活用いすプレゼント 「赤ちゃんおめでたいっすー?

 林業が盛んな福島県小野町が、町有林の間伐材で製作した子ども用のいすを町内の新生児にプレゼントする事業を始めた。子どもたちに木のぬくもりや町特産品の良さを知ってもらうとともに、地場産業を内外にアピールするユニークな取り組みで、全国的にあまり例がないという。

 いすは「おめでたいっすー」と名付けられた。杉の間伐材を地元の森林 Ferragamo 靴
組合で製材し、地元の建築家具組合が加工する。間伐材は運搬費用がかさ
むため、伐採現場で肥料にするくらいしか活用法がなく、有効活用にもなるという。
 今年4月以降に生まれ、町内に住む子どもが贈呈対象。いすには新生児の名前と生年月日を入れる。本年度は90脚分で100万円を予算化した。先日、4?7月に誕生した23人に対する贈呈式が町
内で行われた。
 町農林振興課は「温かみのある無垢(むく)の質感に触れ、未来に向かって優しく、元気に育ってほしい」としている。
 小野町は「未来の町民に財産を残そう」と町有林に杉を植え、育てている。町内に住宅を新築して移り住む人に、町有林の木材を8トントラック1台分プレゼントする事業なども行っている。 マークジェイコブス

引用元:RMT